埼玉県の重要文化財建造物 2018-1-15 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
23 東照宮 鳥居 |
寛永15年 (1638) |
石造明神鳥居 柱に寛永十五年九月十七日の刻銘がある |
特徴等 |
徳川家康をまつる東照宮は、家康の没後その遺影を久能山から日光に移葬する途次、喜多院に4日間逗留して供養したことに因み、天海僧正が寛永10年(1633)にこの地に創建したものである。その後寛永15年(1638)の川越大火で延焼したが、同17年(1640)に再建された。当初から独立した社格をもたず、喜多院の一隅に造営されたもので、日光、久能山とともに三大東照宮といわれている。社は随身門、鳥居、拝殿及び幣殿、唐門、瑞垣、本殿からなり、本殿の前には、歴代城主奉献の石灯籠が置かれている。 鳥居は寛永15年(1638)に造営奉行の堀田正盛が奉納したもので、様式は明神鳥居である。 参考資料:現地の説明板(埼玉県教育委員会/川越市教育委員会)/総覧日本の建築(日本建築学会編/新建築社) 2007-1-16 |
東照宮鳥居 (撮影:2005-7) |